催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
催眠療法の歴史(その2)
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    メスメリズムを科学的に研究した最初の医師は、イギリス人のジェームス・ブレイド(1975〜1860)でした。祭りの出し物として実演されていたメスメリズムを見物していた彼は、こんなものはいかさまに違いないと確信しました。そして、いかさまであることを証明しようという動機からメスメリズムに真剣に取り組みました。ところが研究を進めるうちに、かえってこの手法にひきつけられてしまいました。友人と実験を繰り返したブレイドは、催眠の意識状態を誘うためには、瞼が重くなることが不可欠だという結論に達しました。また、被験者の期待が高まっていると、暗示を受け入れやすくなることも発見しました。「催眠」という言葉を最初に使ったのはブレイドです。催眠という言葉は「眠り」を意味するギリシャ語の「ヒプノス」に由来します。ブレイドは、催眠という言葉は誤解を生みやすく正確ではないと気づき、一つの考えに集中するという意味の「monoideism」に変えようとしましたが、すでに催眠(ヒプノシス)という言葉が普及してしまっていました。私たちが今でもクライアントを催眠から戻すときに、目覚めるという言い方をしているのはこの影響なのです。

     

    ブレイドは、催眠家がいなくても催眠が可能であることを発見しました。視点を1点に固定して見つめ続けると目が疲れて瞼が重くなる。すると自然に催眠に入るのです。また、「あなたはとても眠くなりますよ」という言葉を被験者にかけると、このプロセスが短縮されることも分かりました。ブレイドの業績で特に重要なのは次の2点です。

    1、オカルトの一種と考えられていた催眠に、信憑性を与えるきっかけを作った。

    2、催眠のパワーは被験者本人にあり、催眠家には補助的な影響力しかないことを証明した。

    | sawasprit | 催眠療法 | 15:17 | - | - |
    催眠療法の歴史(その1)
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      古代エジプトにあった「眠りの寺院」では、僧侶が信者を眠りに誘導してから病気を治療する暗示を与えていました。このとき僧侶が用いた手順は、私たちが現在「催眠誘導」として使っているものとよく似ています。この手法は紀元前4世紀にはギリシャに伝わり、その100年後にはローマに伝わってローマ帝国内で継承されました。

       

      祈祷師、シャーマン、メディスンマンたちはいつの時代、どの文化にも存在しました。だから「暗示、眠り、癒し」という概念がヨーロッパに伝わった年代を特定するのは難しいのですが、その概念は各時代の文化を反映して変化しつつ存在していたのです。

       

      1世紀の初頭、「手の技」として認められた技術がありました。その心理療法としての価値が広く受け入れられたのは、証聖王エドワード(1042〜1066)が自らこれを使用し承認してからといわれています。彼は手を触れて人を癒すことにたけていました。この療法は評判となり、イギリス教会は「治療の際に適切な聖歌と詠唱を欠かさなければ、それは正しい治療法として祈祷書にも書かれている」と承認し、「手の技」は公に認められました。当時は教会のいうことに間違いはないという時代でした。

       

      しかしその後イギリス君主がこの療法に興味を失うと、民衆もそれにならいました。やがて「暗示による癒し」の評判はがた落ちとなり黒魔術とみなされるようになりました。文明社会でそれを行うのは魔術師か妖術師とみられました。中世の人々はこの技を恐れました。催眠についての誤解が数多く生まれたのはこの時代なのです。

       

      高名なフランツ・アントン・メスメル(1760〜1842)がフランスに登場したときも、大衆は好意的ではありませんでした。しかしメスメルはあきらめませんでした。そして彼のメスメリズム(動物磁気説)はフランスの貴族たちの間で人気を得て急速に広まりました。現在の私たちから見れば、メスメリズムは暗示以外の何物でもありませんが、そにかくそれは効果がありました。最盛期には1日に3000もの人がメスメルに触れてもらおうと彼のもとを訪れました。ここでも、大衆の意識と見解をリードしたのは特権階級でした。

       

      しかし彼の挑戦的な態度と激しい性格が禁欲的な人々の怒りをかい、メスメルをねたむ医師やそれに同調する政治家の集団が、メスメルを調査してインチキを暴こうという委員会を組織しました(ベンジャミン・フランクリンもその一員でした)。それはメスメルの追放という不幸なかたちで決着しました。だが彼の理論は引き継がれて、今日では一般的となっている集団の心理療法やイメージ療法などの基礎となっています。ただメスメルがあまりにも強烈な印象を残したので、その業績は黒魔術の色彩が濃いものとなってしまいました。

      | sawasprit | 催眠療法 | 16:09 | - | - |
      催眠療法士はコンピュータープログラマーに似ています
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        プログラムの修正方法には2つのやり方があります。一つは別のプログラムをインストールするという方法です。3+1=4のような簡単なプログラムであれば、別のプログラムをインストールするという方法が大変効果的です。もう一つはプログラム自体を書き換える方法です。例えば使っているパソコンのプログラムに問題が発生したら、プロの手を借りて再プログラミングする必要があります。つまり、催眠療法士はプロのコンピュータープログラマーの役割を果たしているといえます。

         

        具体的なシステムについて説明すると、暗示は単に暗示に過ぎません。しかし、催眠状態=変性意識状態に入ると、脳の判断機構が緩むことにより、暗示を受け入れることが可能になります。パソコンで言うと、実際にプログラムをインストールするためには、まずシステムにアクセスしなければなりませんね。パソコンにはセキュリティがかかっていて、正しいパスワードを打ち込まなければ、そのセキュリティを解除することはできません。

         

        それと同じように、人の判断機構を緩めなければ、潜在意識に働きかけ、プログラムを修正することはできません。具体的に言うと、催眠誘導でリラックスさせ、変性意識状態にさせることで判断機構を緩めることが催眠のもつ役割なのです。そこではじめて暗示がまっすぐ潜在意識に入っていくことができます。

         

         

        | sawasprit | 催眠療法 | 15:31 | - | - |
        訓練でイメージ力は高まります
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          私達は、9割以上の時間を潜在意識の中で過ごしています。潜在意識の中には多くのプログラムがあります。その中には生命維持のためのプログラムがあります。呼吸をするプログラム、心臓を動かすプログラム、新陳代謝をモニターして、栄養状態がわかるプログラムなどがあります。

           

          普段私達はそのようなことを意識的に行っているわけではありません。しかし、潜在意識はそれらのプログラムを常に稼働させていているのです。空腹を感じるときは、潜在意識がもっと燃料が必要であると教えてくれているんですね。

           

          表面意識で意識的にコントロールできることもあります。例えば、意識的に呼吸することは出来ます。こういうリズムで呼吸しようとか、たくさん吸ってゆっくり吐こうとか、自分で決めた通りにすることができます。しかし、意識していない時も自然と潜在意識が呼吸をしてくれます。

           

          チベットのマスターたちは、新陳代謝をコントロールして、自分の意思で体温を上げることができます。雪山で裸になって、その身体に濡れたショールをかけても、マスターは自分の身体の中に燃える炎を思い浮かべることで、体温を上げ、その濡れたショールを乾かすことが出来るそうです。修練すれば、人間はイメージの力で様々なことができるようになるんですね。

          | sawasprit | 催眠療法 | 15:05 | - | - |
          人間とパソコンは似ています
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            意識は、通常私たちが感じることのできる顕在意識、その下に感じることのできない潜在意識、更にその下に無意識があり、私達自身に働きかけを行っているとされています。顕在意識または表面意識は意識全体の10%程度に過ぎないと言われています。残りの90%は潜在意識と無意識です。

             

            パソコンで言うと、ハードディスクドライブが大きな部分を占めています。そこにはそのパソコンのプログラムが収納されています。そのプログラムを使ってスクリーン上で実際に作業していきます。その作業したものを新たに保存すると、また新たなプログラムがハードディスクの中に組み込まれます。ハードディスクの役割は、単にプログラムを稼働させているだけです。そのプログラムが間違っているとか、良い悪いの判断をするわけではありません。インストールされているプログラム通りに正確に稼働します。

             

            潜在意識もこのハードディスクと同じ働きをします。顕在意識または表面意識がパソコンの画面に相当します。スクリーンには色々な考え、想念が浮かんできます。この考え、思いが感情的であれば、容易に新たなプログラムとしてインストールされます。それがあなたにとって特別で、具体的な出来事であればあるほど、簡単にインストールされてしまうんです。

             

            具体的な例を挙げて説明します。例えばあなたが以前に飛行機に乗っていた時に、何か怖い体験をしたとしましょう。すると、あなたの潜在意識に「飛行機は怖い」というプログラムがインストールされてしまい、以後あなたは飛行機恐怖症になってしまうでしょう。表面意識の理性的な意識の上では、このフライトはあの時のフライトとは全く別のものだということが分かっていても、「飛行機は怖い」というプログラムが一旦インストールされてしまえば、潜在意識はそれが間違っているとか、良い悪いの判断はせずに、そのプログラムを実に正確に稼働してしまうんです。2+2=5とプログラムされてしまうと、その答えが違っているとしても、答えは5のまま修正されることはありません。

             

            私達催眠療法士は、そういった刷り込み、プログラミングを発見して、修正し、クライアントの望むプログラムを新たにインストールするお手伝いをしているのです。

            | sawasprit | 催眠療法 | 16:27 | - | - |
            私達は日常で何度も催眠状態になっています
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              催眠状態とは、あらゆる変性意識を指します。催眠というのはセラピーではなく、ある意識状態のことを言い、催眠状態にあるというのは、その人がよりリラックスした状態に入っていくことを言います。人は大抵少なくとも1日に2回、寝るときと起きたばかりの時に催眠状態に入っています。脳波によって脳の4つの状態というのが定義されています。ベータ波ははっきりと覚醒している状態。アルファ波はリラックスしているときの状態。あとシータ波とデルタ波は睡眠中に夢を見ている状態です。脳波のパターンで言えば、催眠状態はアルファ波状態であり、深い催眠状態になるとシータ波まで行くことがあります。催眠というのは明らかに睡眠とはちがうものなのですね。

               

              日常の様々な場面で、私達は変性意識の状態、催眠状態にあります。例えば車を運転して帰宅しようとしたとき、知らないうちに自宅に着いていたということがあります。通勤電車で気づいたら降りるべき駅に着いていた。パソコンに没頭していたらあっという間に1時間以上過ぎていた。あるいは子供がお気に入りのテレビ番組に夢中になってしまうと、親が話しかけてもまったく聞こえないといったことがあります。こうした状態は、変性意識が働いているから起きることなんです。まるで機会が自動制御装置やオートメーション機能で動くかのようです。

               

              忙しい現代人は1日のうち、その変性意識状態へのスイッチを無意識にオンにしたり、オフにしたりします。また日本人は文化的な背景も手伝って、より無意識にできるのではないかと思います。例えば、障子1枚隔てた向こう側から、話し声が聞こえてきても、聞かないようにするという独自の文化もあります。現代社会でも、例えば満員電車内ですし詰め状態であっても、瞬間的に変性意識状態をオンにして、隣にいる人の存在を遮断することができます。お風呂に入っているときやトイレにいるときも、リラックスした状態になっているので、変性意識状態にあるといえるのです。

              | sawasprit | 催眠療法 | 15:15 | - | - |
              病気を治すのは薬ではなく、身体の自然治癒力です
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                催眠療法は心の部分に働きかける強力なツールです。人によっては、催眠というのは瞑想の一種ではないかと思っているようですが、明らかに違うものです。催眠療法は、目指している結果に向けた誘導イメージです。それは、潜在意識が現実と想像を区別できないということに着眼しているからなんです。

                 

                まだ医療と臨床的な催眠療法の融合がなされていないのが現状です。西洋医学には人間は身体であるという考え方があり、心や魂といった領域をケアしようとはしません。最近では、そういった心理的なものやスピリチュアルなものを医療に取り入れようとする医者もでてきましたが、まだまだ少数です。その主だった理由は、医者は多忙で時間がないことかもしれません。お医者さんも薬が万能薬でないことは知っています。でも患者さんは、お医者さんや薬が病気を治してくれると信じています。お医者さんが患者と心を通わせずに、患者に合った治療法を探そうとしないのは残念ですね。

                 

                身体というのは素晴らしい、精巧なメカニズムをを備えています。その最たる機能が免疫機能です。潜在意識は身体の中で今現在起きていることを分かっています。多くの人が、自分の身体の中に素晴らしい薬局があることに気づいていません。例えば、身体は麻薬以上に強力な鎮痛剤を体内で作り出すことができます。たとえ身体の中で何が起きても、それに対処する化学物質を自動的に生みだすという自浄作用があります。一つ例を挙げます。病気になると熱が出ますね。これは身体の免疫機能が熱をあげて自浄するからです。高温になればなるほど、多くのウィルスや細菌を死滅させることができます。こういった働きかけが、身体の免疫機構です。

                 

                患者の心の働きと、西洋医学的な治療法をどのように協調させていくことができるのかという先取的な考え方を持っている医者も増えてきています。しかし、実際は忙しすぎて催眠療法などを行う時間がとれないのが現状です。アメリカでは、専門の催眠療法士を雇っている場合もあるそうです。今後は日本でも医者と催眠療法士が強調し合うようになれたらいいと私は思います。

                 

                 

                | sawasprit | 催眠療法 | 16:58 | - | - |
                あなたの存在は肉体でしょうか
                0

                  ディーパック・チョプラ博士という人がいます。この方はお医者さんで内分泌系の専門医ですが、スピリチュアルなことも大切にして研究している人です。この方のガン患者を扱った研究によれば、身体というのは常に新しい細胞を生みだしているといいます。去年と今年では、全く違う身体を持っているといいます。また、この方の研究における大きなパラダイム・シフトは、ここになぜ病気があるのかという問いではなく、なぜその病気がその状態を維持することが可能なのか、という質問を投げかけたことにあります。

                   

                  一つの例を挙げると、博士は人間の胃の粘膜は約5日間で新しく生まれ変わることを発見しました。そこで博士は、では胃潰瘍の人は、胃の粘膜がその頻度で生まれ変わっているにもかかわらず、どうしてその病気の状態を維持することができるんだろうか?細胞同士が疾病情報を教え合っているんだろうか?というような疑問にたどりつきました。ここでそのパラダイム・シフトが起こりました。

                   

                  それは、毎年新しい身体を持つのだとすると、私達は肉体ではないといえます。あなたは肉体を持っているかもしれないが、肉体はあなたではない、ともいえます。私たちの多くは、自分は肉体である、肉体が自分である、と信じています。

                   

                  例えば、あなたが傷を負って血が出ても、やがて止血します。あるいは床屋に行って髪の毛を切る。爪切りで爪を切手たとしても、あなたの一部がなくなりますか?という疑問を、博士は投げかけたのですね。もちろん、血が出ても、髪の毛を切っても、あるいは爪を切っても、あなたはなくならないという確信があります。ということは、血液はあなたではない、肉体があなたではないということになります。またはこうも言えます。”あなたは、肉体全体を合わせた以上の存在です”。それはあなたの心であるといえます。では、目に見えないこの心は身体のどこにあるのでしょうか?脳はここにあります、と両耳の間の頭部を指すことはできます。しかい、私達は心の存在について、実はまだよく理解していないのです。このことについて、もっと真摯に私達は学ぶ必要がありますね。

                   

                  ある科学者は、”もし、心というものが私達が簡単に理解できるようなものであったとしたら、私たちの存在自体が、単純すぎる存在になってしまうであろう”と述べているそうです。心というものは一体何をし、その力をどのように使えばいいのでしょうか。例えば身体に受けた傷は、跡も残らないほどきれいに消えてしまうこともあります。しかし心に負った傷は、どんな些細な傷であったとしても、消えることのない記憶として残るのです。頭のてっぺんから足のつま先に至るまでの細胞が何をしているのかという情報を、心はすべて記憶しています。あなたの身体の一部分に、今自分が何をしているのかが隠せないわけです。だからこそ心を理解し、働きかけることが重要なんですね。

                  | sawasprit | 催眠療法 | 15:57 | - | - |
                  心の力で身体に変化を起こせます。
                  0

                    催眠療法に関する医療分野での研究は、この20〜30年の間に広がりを見せ、今後もさらに発展をしていくことだろうと思います。アメリカでは大学で催眠を教えているところもあり、催眠に対する研究が盛んに行われています。ある研究機関がまとめた報告書には、催眠療法を体験した後に、ガンが自然に治ったという例が3000以上も集められているそうです。
                    多くの患者は、自分が末期の癌であると明らかに告知を受けたにもかかわらず、ある日突然癌が消失したそうです。そのような人たちに、何らかの共通点があるんじゃないかと調査をしたところ、それらの人々はすべて、患者自身が深い内面的な経験をしていたという共通点があったそうです。自分たちが宇宙の一部であり、自分自身の内側にも宇宙があるということを感じる、そういったことを経験した後、ガンが自然と消え去ったそうです。心のパワー、精神力の存在が大きく作用したわけですね。

                     

                    また、アメリカの著名な心臓病学者であるジェンキンス博士の研究にも、このような報告があります。かつては、心臓病の原因として考えられていたのは、喫煙・高コレステロール・高血圧・太りすぎなどでした。しかし、博士の研究結果によると、それらの原因との因果関係は何も発見できなかったそうです。そこで博士は、なぜ高コレステロール・高血圧・太りすぎになるのか、その原因を探ったそうです。それで分かったことは、主な原因は2つあったそうです。一つは、自分自身に対して満足していない、もう一つは、仕事に対する不満足だったそうです。精神的に満たされていないことが、喫煙行動や、高コレステロール・高血圧・太りすぎを作り出し、さらに心臓病を作り出したんですね。

                     

                    また、高コレステロールに関しては他の研究もあります。コレステロール値が300〜600という高い数値を示している患者を対象にある実験をしました。彼らには日常生活(運動や食事週間)や、服用している薬などは何も変えずに、1日に1,2回、30分瞑想する時間を取らせました。今、世界的に広がりつつあるマインドフルネスですね。静かに座っていられる場所を見つけてもらい、そこで静かに心を静かに落ち着かせて、「ただ呼吸にだけ意識を集中して、頭の中に自然と浮かんでくる雑念を、通り過ぎる車のようにただ手放してください。思考があるということだけに気づき、また呼吸に意識を戻してください」という指示を与えました。そして30日後に検査をすると、なんと全員のコレステロール値が下がっていたそうです。どの人のコレステロール値も三分の一にまで下がっていたそうです。薬で下げることはできたとしても、これほど安全には効果をもたらすことはできません。

                     

                    日本でも、医療催眠がもっと広がってほしいです。そのためにも私達催眠療法士が頑張らないといけないですね。

                    | sawasprit | 催眠療法 | 16:32 | - | - |
                    催眠療法は身体・精神・魂を扱います
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                      催眠療法とはいったい何でしょう。どの様なことをしている人達が、催眠療法士なんでしょうか。催眠というものは、例えて言えば傘のようなものかもしれません。その傘の下には多くものもが入っているんですね。整体師や鍼灸師、カイロプラクターのような自然療法家の多くは、ある意味催眠療法士と言えます。また、すぐれた占い師、ミディアムリーディングの人たちも、催眠療法士であると言えると思います。

                       

                      アメリカやイギリスでは、催眠療法はちゃんとした療法として認められていて、医療の現場でも催眠療法を導入しているんです。残念ながらまだ日本ではその辺は遅れています。私は幸運にもアメリカで実際に行われている医療催眠というものを、国際催眠連盟メディカル&デンタル部門のチェアマンであるジェイミー・フェルドマン博士から学ぶ機会を得られました。

                       

                      西洋医学的な医療行為というものは、身体のみをあつかっています。またその身体の不調を病気としています。心理学者や精神科医の人たちは、精神をあつかっています。催眠療法では、身体(ボディ)・精神(マインド)・魂(スピリット)、この3つをあつかっているんです。催眠療法は全人的(ホリスティク)なアプローチなんですね。

                       

                      実は、ほとんどの医師たちがおこなっている治療のうち、約10%は奇跡としか言いようがないような完解をしているのです。医学の常識では考えられないような、とても治るのは不可能だと思われるような病気が、奇跡的に治ったりしているんです。こういったことがあるのは医師たちも知っていますが、医師たちはあまりにも多忙で、そういった事柄を研究する時間的な余裕がない実情があります。

                       

                      かつて、アインシュタインが「あなたの持っているもっともパワフルな道具はイマジネーション、想像力である」と言いました。そしてアメリカでは、すでに1970年代から、心の力がどのように身体に影響を及ぼしているかというところに着目した進取的な医師たちがいたんですね。

                       

                      催眠のテクニックを医療に応用しようとた医師たちの中で、特に有名なのは、サイモントン療法で知られるサイモントン医師です。サイモントンは主にガンの治療に催眠を使いました。成功したケースもあれば、あまり効果がなかった症例もあったとのちに報告したそうです。そして主にイメージのパワーを使ったそうです。1970年代当時に流行っていたゲームの「パックマン」から、「パックマンがあなたの身体の中にいて、がん細胞をパックパックと食べています」というイメージを使ったそうです。

                       

                      その当時は催眠療法やその効果が、現在ほど認知されていませんでした。フロイトは晩年に、このようなことを言っていたそうです。「いつの日か、この精神分析と言う純金が、暗示を融合した合金とならなければならない日がやってくる」。まさに現在の催眠療法と医療との関係を示唆する言葉ですね。

                      | sawasprit | 催眠療法 | 16:32 | - | - |
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