催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
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スポーツと催眠
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    今、オリンピックで日本の選手たちがメダルラッシュで盛り上がっているようなので、今回はスポーツの分野で行われている催眠について書いてみたいと思います。

     

    ある例を挙げて説明しますね。バスケットのシュートの実験をします。まず3つのグループに分けて、30日間という一定期間に、1つ目のグループは、実際にフリースローの練習を一定時間行い、何回シュートが入るかを測定し、もう一つのグループは、頭の中でシュートが入るシーンをイメージしただけにしました。そして最後のグループは、練習も想像も、とくに何もしませんでした。そうすると結果はどうなったと思いますか。結果は、実際に練習したグループとイメージトレーニングをしたグループは、ほぼ同等の約25%シュート率がアップしました。ですが、練習もイメージトレーニングもしなかった最後のグループは、実験前よりも少しシュート率が下がりました。

     

    実際に練習したグループと同等の結果が、イメージトレーニングをしただけのグループでも達成されたんです。これは実に興味深い結果だと思います。科学的な検証をするために、アスリートに機材をつなげて、神経シナプスの伝達経路を測定したところ、それによっても実際に筋肉を動かした時の指令系統と、想像した時の指令系統がまったく同じだったことが実証されたのです。

     

    アメリカの飛び込み元オリンピック選手だったグレック・ローガニスさんと言う人は、ソウルオリンピック大会での競技中、ジャンプに失敗して、頭部を台にぶつけてしまい、何針も縫うほどの傷を負いながらも、その日の競技を終えました。それから彼は自室にこもり、自分の失敗したシーンを繰り返し放送するテレビやラジオを一切見たり聞いたりしないようにしました。彼はどうしても金メダルを獲得したいと思っていました。そのためには、今日ミスしてしまった飛び込みに、明日はノーミスで最高得点の10点をださなければいけないと、彼は思っていました。後に語ったことによると、彼がしたのはただ一つ、今まで成し遂げてきた完璧な飛び込みを何千回も繰り返しイメージすることだったそうです。これまでしてきたパーフェクトな、完璧な飛び込みをとにかく繰り返し繰り返しイメージし続けたそうです。そして彼は翌日、見事に完璧な飛び込みをして、金メダルを獲得しました。

     

    これはプラスの方に、ポジティブな方向に集中する効果を示しています。プロゴルファーのジャック・二クラウスも著書に書いていますが、彼は必ずショットを打つ前に、ナイスショットをイメージしてから打っているそうです。

     

    現在アメリカでは、オリンピック選手をはじめ、多くのプロスポーツ選手がヒプノセラピストと雇用契約を結んでいるそうです。プロ野球やプロフットボールチームでも実績があるそうです。スポーツ催眠という概念がアメリカのスポーツ業界では不可欠なものになっているんですね。いずれは日本でもそうなってくると、私は思っています。

    | sawasprit | 催眠療法 | 16:15 | - | - |
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