催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
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催眠状態と脳波
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    人の脳の電磁気的な活動は、脳波計を使って測定できます。脳内には約10ワットの電流が流れていて、脳波計はそれを脳波として測定します。脳波には基本的に4つの種類があります。その4つとは、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波です。近年、「脳波療法」といった本が数多く出版されています。右脳と左脳を同調させるための、電気的な光と音をヘッドホンで送り込むという商品もあります。脳には波長を変える力があり、それによって個人の振る舞いや内臓の非随意運動にも働きかけることができる可能性のあることがこれでわかります。催眠が脳波に変化を与えることができるのは、実験データから検証されています。

     

    それぞれの脳波についてお話ししますね。まずはベータ波です。覚醒時の脳波です。肉体も顕在意識も機敏に働いているときの状態です。目覚めて活動しているとき、ほとんどの時間を私達はこの状態で過ごしています。緊張していたり、批判的なことを考えていたり、手紙を書いたり、買い物リストを作ったり、数学の問題を解いているときはこの状態です。ベータ波の状態では、私達は時間と空間の中で生きているのを感じます。

     

    次はアルファ波です。創造性を高め、身体的なリラックスを誘う脳波です。催眠状態、および深い瞑想状態を作り出します。学習するのに効果的な状態です。一つのことに集中することも、全体に集中することもできます。研究によると、私達は1日のうち、1分間に5〜30回、このアルファ波の状態になっています。「そういえば、昨日はどうやって家まで車を運転して帰ってきたのだろう」などと言う場合は、このアルファ波の状態です。アルファ波は、頭を活発に働かせている状態と、睡眠との間にあります。アルファ波状態にいるときは、緊張はしていないが知覚には敏感になります。心拍数も落ちます。

     

    次はシータ波です。睡眠と覚醒の境目です。私達は、朝起きたばかりの時と、眠りにつく寸前、少なくても1日に2回シータ波状態を通過します。科学者、発明家、作家、詩人など、想像力を使う職業の人たちは、しばしばこのレベルで活動しています。まどろんで空想しているような状態ですね。

     

    最後はデルタ波です。ぐっすりと寝ているときの状態です。脳内の活動は深く休息しています。夢を見ているとき、私達は身体的にも精神的にも、必要な処理をおこなっています。休息と再生、活発に新陳代謝が行われているときでもあります。睡眠が十分にとれないと、デルタ波を経験しないので、心身の不調の原因になります。

     

    催眠状態には、軽い催眠状態、中くらいの催眠状態、深い催眠状態があります。軽い催眠状態はアルファ波状態にあり、クライアントはリラックスしていて、穏やかで、尚且つ集中力が高まった状態です。中くらいの催眠状態は、シータ波の状態で、深い催眠状態は、デルタ波に近い状態です。催眠療法を行うには、穏やかで、リラックスしていて、より集中力が高まっているアルファ波状態を維持することが望ましいとされています。

    | sawasprit | 催眠療法 | 16:49 | - | - |
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