催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
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右脳と左脳の働きについて
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    脳についてお話しします。催眠では器官としての脳よりも「顕在意識と潜在意識」としての脳を問題にします。しかし、二つの側面を切り離して考えることはできません。約1,3〜1,5キログラムの脳の中に、一兆個の細胞があって、私たちの記憶やイメージや言語や健康までも制御していることを考えると、その働きに想像を絶してしまいますね。人間の持つ動物的な欲求から、高貴な理想までもがここに存在しているんですね。意識、知覚、思考、創造性だけでなく、肉体の随意運動や非随意運動までもが脳に頼っているのですね。脳で発したメッセージを体内の各部に運ぶのは、神経組織内にあるニューロンという物質です。全ての思考と感情は、大脳新皮質に伝達されて保管、分析されます。思考や感情は視覚、聴覚、体感覚からの提示というかたちで受信されます。そして大脳新皮質は受信した思考や感情を、身体的な行動へと転換するんですね。

     

    脳は右脳と左脳に分かれていて、それぞれ機能も担当分野も異なります。右脳と左脳をつなぐのは、約2億の神経線維からなる脳梁という太いケーブルです。人間は誰でも両方の脳を使っていますが、各個人によって、どちらかの脳が優勢であることが報告されています。生まれながらの利き手があるように、脳にもきき脳があるんですね。

     

    左脳についてお話しします。左脳は論理的で分析的で合理的です。現実思考で言語にかかわる活動を制御しています。左脳を使う時と言うのは、順を追って小さなステップを重ねながら一つの結論へと近づいていく論理的で系統的な作業をしているときです。例えば「ここにAとBとCがあります。AがBより大きくて、そしてBがCよりも大きいのならば、AはCよりも大きい」というように。弁護士、経理士、科学者は左脳的な特性が求められる職業です。だいたいにおいて、それらの人々は、左脳人間と考えられます。

     

    今度は右脳についてお話しします。右脳は非合理的で直観的です。想像力、空間の感覚、音楽、芸術、記号体系はここに含まれます。多様な情報を一度に処理したり、接続したりできるので、ひらめきや直観を生みます。右脳は並行処理をしています。右脳を使っているときというのは、イメージを見たり、できごとを思い出しているときです。物体と空間の関係、部分と全体の関係を把握する時も右脳を使っています。右脳は比喩を理解し、夢を見たりアイデアを生みだして組み合わせます。複雑で説明しにくいようなことがあると、私達は説明の捕捉として、身振り手振りで伝えようとしますね。それは絵を絵を描こうとする右脳の作用なんですね。芸術家、音楽家、作家、詩人は右脳的な特性が求められる職業です。そのような人々はおもに右脳人間といえるでしょう。あなたのきき脳はどちらでしょうね。

    | sawasprit | 催眠療法 | 14:36 | - | - |
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