催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
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暗示の3つの法則
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    暗示には3つの法則があります。その3つの法則を順を追って説明したいと思います。

    まず1つ目は、「集中の法則」といいます。ある考えに集中すると、その考えは実現する傾向にあるんですね。食品のコマーシャルを見た後に何か食べたくなったことはありませんか。コマーシャルソングやキャッチフレーズがふと口からでてくることはないでしょうか。習慣というのは繰り返しによって定着するんです。楽器の演奏や車の運転なんかも繰り返し練習することでその動作が定着して、考えなくても自然と身体が動くようになるのはそのためなんです。

     

    2つ目は「反作用の法則」というのもです。必死になるほどかえってできないことはありませんか。これはできないと思いながらも、必死になってやっているときです。悪い習慣を変えようと頑張れば頑張るほど、かえってその習慣が強化されてしまうんですね。私が今、「ピンク色の像を考えないようにしてください」といったら、あなたは最初に何を思い浮かべますか。(今、ピンクの像を考えてしまいましたね)。不眠症の人は眠ろうとしすぎて眠れないんです。意思に力でタバコをやめようとしても、思うようにうまくいきません。意思の力は問題解決につながらないんですね。意思の力よりも想像力を使う方が効果的なんです。想像力と意思の力が戦うと、例外なく想像力が勝つんです。

     

    最後3つ目は「優勢の法則」というものです。暗示と強い感情を同時に体験すると、暗示の効果がより高まるんですね。また、それ以前に暗示があったとしても、感情と結びついた暗示は、古い暗示を帳消しにしてしまうんです。例を挙げましょう。こういう状況を想像してみてください。”あなたは森の小道を一人で歩いています。自然を満喫して、とてもゆったりとした気分です。ふと前方に目をやると、そこには大きなクマが立ちはだかっていました。そうすると、それまでのゆったりとした気分はあっという間に恐怖の感情と入れ替わってしまうのです。そして恐怖の感情が優勢になります。”あなたの潜在意識は自動操縦で動いている機械なんですね。与えられたままを受け入れて、あなたの命令を遂行しようと努めるのです。レモンを想像するだけで唾が出てきてしまったことで分かったように、想像と現実を区別することはありません。新しいことを学習しているときは、目標達成への熱意が強いので、集中の法則よりも、優勢の法則の方が優先します。ここにバスケットボールを始めたばかりの少年がいるとしましょう。彼はシュートの練習をしているが、ボールが入る回数よりも、外れる回数の方が多いです。同じことの繰り返しが定着するのなら、この少年はボールを外す達人になるはずですね。しかし、彼は練習を重ねて、やがては成功するか数の方が多くなります。それはなぜでしょう。ボールを入れたい!という意気込みや熱意は強い感情です。強い感情と結びついた目的は優勢となって、潜在意識はこちらの命令を遂行しようと努めるんですね。そして肉体はうまくシュート出来た体験をコピーして、失敗の方を忘れるんです。

     

    これが暗示の3つの法則です。催眠をするうえで、この3つの法則を理解することは、とても大切なんですね。

    | sawasprit | 催眠療法 | 15:14 | - | - |
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