催眠療法士の日記

催眠療法や心理療法、スピリチュアルなこと、心と身体の関係についてなどを発信していきたいと思います。
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暗示は乳幼児期にプログラムされます
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    小さな子供には、理屈や理論で物事を考える力がない上に、判断の参照となる人生経験が少ないので暗示を受けやすいんですね。だから教えたことはなんでも受け入れ、信じてしまいます。子供が5,6歳くらいになると、理屈づけの能力、つまり判断力が発達してきます。本人の体験と感情とを基準にして、何を信じるべきか選択できるようになるんですね。

     

    多くの小児行動心理学者は、個人の性格や振る舞いの基礎となるような一定の傾向は生まれてから6年間のうちに形成されるといいます。その時期に、私達は信頼していいものと信頼してはいけないものを学ぶのです。自信がある、ない、という漠然とした感覚も身につけます。僕は男の子だ、とか私は女の子よ、といった性についても自己認識するようになります。外交的か内向的かの傾向も生まれます。積極的か引っ込み思案かの態度も決まります。このような性格的特徴は、1歳の誕生日を迎える前に定着するという説もあります。とにかく私達は人生のごく初期に、その後の人生のすべての拠り所となるような感情的基盤を形成するようですね。

     

    乳幼児にも親の気分の移り変わりを感じる能力があるんですね。そして感じたままに反応するのです。成長の過程で、自分の発する言動に特定の応答がかえってくるのを学ぶのです。例えば母親の笑顔は良いおこないへの報酬であり、しかめっつらはその原因が自分にあるなしにかかわらず母親の不満のあらわれであることを学ぶのです。幼い子供にとっては、自分が世界の中心と映りやすく、そのため身近な人たちの感情はすべて自分が引き起こしていると感じるのです。子供が何かを聞いたり感じたりするたびに特定のイメージや反応が呼び起こされて、そのイメージや反応は潜在意識の中に保管されるのです。

     

    ある情報に対する特定の反応を、考える間もなく肉体的、または感情的に繰り返していると、それはイメージとつながって定着してしまうんです。脳は、考えるべき情報をたえず私達に発信しています。そこには子供時代や思春期の古いイメージから、最近の環境にあるイメージまで含まれていて、あらゆる経験は大脳新皮質にしるされます。大脳新皮質は神経を通して伝達される情報の受信局です。受信した情報を行動へと変換する役割もあります。ある体験が繰り返されるたびに、その刷り込みが強化されるので、その体験はさらに繰り返されやすくなってしまうのです。考え方や振る舞い方は、反復によって習慣となるのです。

    | sawasprit | 催眠療法 | 16:38 | - | - |
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